前回、前々回と、私のワーホリにおける目標設定の様子をご紹介してきました。
今回はそれらの内容を踏まえたうえで、小目標を設定していきたいと思います!
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ワーホリ渡航前の準備としてはもちろん、目標設定について悩まれている方にとって参考になれば幸いです。
KR(成果指標)を設定する
前回の記事の最後で、
「今回はOKRのOしか設定しておらず、KR(成果指標)については触れられていないので、次回、KR(成果指標)の部分をSMARTの考え方を使って超具体的に設定していきたいと思います!」
と言っていたかと思うので、まずはKRについてご紹介するところから始めていきます。
KRは前回設定したO(Objective)を達成するために設ける課題であり、私のBlogではこれを小目標として位置づけています。KRを設定する際に大切なポイントは以下の通りです。
・1つのO(Objective)につきKR(成果指標)3つ程度
・定量的で計測可能な成果
・O(Objective)の達成に直結する
では、これらのポイントを念頭に置きつつ、実際に小目標を立てていきましょう!
参考までに、私の小目標も下に書いておきますね。
(LiLi’s Case)
【期間① 2024.9月~11月】
【O-1】英検準1級の問題を確実に全問正解できる程度の英語力をつける
(KR-1)文法書を3回通読する
(KR-2)英検準1級の過去問&模試10回分を解き切る
(KR-3)英検準1級の過去問リスニング問題を全てディクテーションする
【O-2】渡航後すぐにイベントの開催や商品の販売ができる状態にする
(KR-1)Project proposalを作成する
(KR-2)マーケットで販売する商品とPOPを作り終える
(KR-3)接客英語をリスト化し口に馴染むまで毎日練習する
【O-3】現地で通用するレベルのバリスタの経験・知識を養う
(KR-1)月に1冊ずつ課題図書を読む
Sep : 理由がわかればもっとおいしい!コーヒーを楽しむ教科書/井崎 英典
Oct : ワールド・バリスタ・チャンピオンが教える 世界一美味しいコーヒーの淹れ方/井崎 英典
Nov: THE STUDY OF COFFEE/堀口俊英
(KR-2)海外のコーヒー系YouTuberの動画を少なくとも3本ずつ見る
・Artisti Coffee Roasters.
・Morgan Eckroth
(KR-3)毎朝1杯ラテアートの練習をしてハートが上手に描けるようになる
SMARTで小目標をチェック!
小目標のリストアップが終わったら、それらの目標の精度を「SMARTの法則」で確認していきます。
SMARTとは、
Specific : 具体的な
Measurable : 計測可能な
Achievable : 達成可能な
Relevant : 関連性がある
Time-bound : 期限
目標設定の精度を高めるための5つの要素の頭文字をとった言葉です。KRを設定するうえで気をつけるべきポイントと重なる部分もありますね。
では、中目標を「英検準1級の問題を確実に全問正解できる程度の英語力をつける」と設定したと仮定して、それぞれ具体例を見てみましょう。
【Specific : 具体的な】
その目標をパッと見て具体的な行動がイメージできるものかどうか
(例)
→小目標◎ 英検準1級の過去問&模試10回分を解き切る
→小目標✖ リスニングを毎日やる(どんな教材を使うのか分からない)
【Measurable : 計測可能な】
定量的(数値化されている)かどうか
(例)
→小目標◎ 英検準1級の過去問&模試10回分を解き切る
→小目標✖ リスニングを毎日やる(毎日どの程度やるのかまで示せるとベター)
【Achievable : 達成可能な】
無理難題になってしまっていないかどうか
(例)
→小目標◎ 英検準1級の過去問&模試10回分を解き切る
→小目標✖ 英検準1級の過去問&模試50回分を解き切る(スケジュール的に50回は不可能)
【Relevant : 関連性がある】
上位の目標(今回でいう中目標や大目標)とズレたものになっていないかどうか
(例)
→小目標◎ 英検準1級の過去問&模試10回分を解き切る
→小目標✖ 漢検準1級の過去問&模試10回分を解き切る(漢検の勉強をいくらしても英語は上達しないので…)
※(補足)上記の例は超極端なので、補足を入れておきます…笑
今回、私はレベル感を示すためだけに「英検準1級」という基準を用いているので、この点についてはあまり厳しくしていないのですが、仮に「英検準1級を取得する」という目標を設定したとすると、同じ英語という分野でも「金フレを10周する」は小目標として「関連性」という観点ではあまりよろしくないと考えられます。従って、Rについては、設定した上位の目標によってバランスを見てもらえると良いと思います。
【Time-bound : 期限】
期限を設定できているかどうか
(例)
→小目標◎ 11月末までに英検準1級の過去問&模試10回分を解き切る
→小目標✖ 英検準1級の過去問&模試10回分を解き切る(いつまでにやるのかが不明確)
※私は中目標の設定時に期限を設定しているので、小目標では特に期限について言及していませんが、今回紹介した小目標については全て中目標の期限と同様11月末としています。
このような形で目標を具体化することで、目標達成に向けた行動が明確になり、実際に行動に移しやすくなるので、ぼんやり目標を思い描いているときに比べたら段違いに目標達成をしやすくなります!
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今回の内容で
「ワーホリの目標について考える」シリーズは一区切りとなります。
ここから約2.5カ月間、①termの中目標達成を目指して今回設定した小目標、さらにはそれらを日々のタスクに落とし込み、コツコツと勉強・作業を進めていきたいと思います。
11月末の渡航時(=①term終了時)に①termの振り返りや②term、③termに向けた目標設定・調整を行い、その様子も記事にする予定なので、もし良ければそちらもご覧いただければ幸いです。